どこ行こう♪今年の〜夏休み♫。例年通りの9月の遅い夏休み。体が動く若いうちは毎年海外の文化に触れる旅に行こうと決めてはいるけど、今年はあまり乗り気じゃなかった。各地でテロのニュースが続いていたのも根底にあったのかもしれない。そんなこんなで日にちが迫ってしまい、国内旅行でもと調べていると、とにかく高い。1人あたりのホテルの料金体系、移動に掛かる交通費など、国内はそのあたりがなんとも。そっとウェブサイトを閉じた。
ひところは日本の物価は世界一高いと言われていた時代があるけれど、今や諸外国の方が断然高い。食事もこれほど低価格でクオリティの高いものを提供している国は少ないだろう。これほど安心して旅することができる国も珍しい。日本を訪れる外国人の数が増えてインバウンド需要が高まってきたけれど、こうした移動や宿泊コストも含めた全体のシステムをうまく変えることができれば、もっと多くの旅行者を迎えることができると思う。
円高になってきていることもあるし、原油価格も下がってきているし、やっぱり今年も海外に決めた。今年は近さを優先。そうなるとグアム、サイパン、去年行ってとっても気に入っているダナンあたりか。そこで出てきたのがフィリピンのセブ島。直行便もあってわずか5時間のフライト。よしっ。今回の予約はExpediaやBooking.com、Hotels.comなど一通りのサイトを回ってみたけれど、結局STワールドが一番安かった。
フィリピン航空の直行便はスケジュールもちょうど良くて、ゆっくり午後の14:40成田発で18:40にはセブ着。翌朝起きてみると窓の外にオーシャンビューが広がっていた。
ホテルは周りの利便性を考えてマクタン島のマリバゴエリアにあるJパークアイランドリゾート。リゾートホテルは施設内で全て完結するのがウリだけど、レストランなどはイマイチ値段とクオリティが合わない場合が多いし、できれば街中の雰囲気も味わってみたいので、周りのレストランエリアなどに近いところを選ぶのがオススメ。その意味ではマリバゴにあるブルーウォータービーチリゾートというホテルはとても便利な場所にあったので、次に行く時はここでも良いかもしれない。
ホテル内にはプールが充実していて、ウォータースライダーまである。子供の頃から水泳が苦手だったけど、去年行ったダナンで練習し始めてから泳ぎたくてしょうがない。まずは泳ぎまくる。
プールはほどほどに今回はとにかくビーチでのシュノーケルにハマった。ビーチには大小の魚がいっぱいで、飽きずにずっと魚を見てた。シュノーケルあるあるで背中側だけ日焼けしてしまった。
泳いで疲れたらマッサージへGO。NUAT THAI(ヌアッタイ)というフィリピンのチェーン店で、なんと1時間揉みっぱなしで600円ぐらい 。コースも色々あってオイルやドライ、指圧やバキバキっとやるタイ古式マッサージまで選べる。バキッとやる前のマッサージ師が言う「リラ〜ックス」という言葉にハマってしまい、呻き声を出した後、笑いが止まらなかった笑。かなり気に入ってしまって、2日連続で行ってしまった。
食事編。誤解を恐れずに言えば、これまで色々な国を旅をしてきて「南国には美味しいものは無い。ただしフルーツを除く」というのが自分の中の定説。果たして今回は美味しいものに出逢えるだろうか。初日の夜はWestern Steak Houseというステーキ屋さんへ。まずはフィリピンのサンミゲルのビールから。まずまずのスタート。
今回の旅でいったい何個のマンゴーを食べただろう。セブと言えばマンゴー、マンゴーと言えばセブ。これまで食べた中で一番と言い切れるほど美味しかった。絶品。間違いない。甘いだけのものが多いけど、フルーツは酸味と甘みのバランスが大事。どれも絶妙だった。
これは街中のカフェで飲んだフレッシュマンゴーシェイク。これもクオリティが高くて、スゲー美味しかった。やっぱり南国のフルーツにハズレはなし。
ここは有名らしいマリバゴグリル。雰囲気重視かな。値段は安い。
ガーリックシュリンプ。まあ、普通。
当たりはここ。La Bella Pizza Bistro。まさかフィリピンのマクタン島の街中でこのレベルのピザを食べられるとは思わなかった。普通は海外でイタリアンはかなりギャンブル。パスタなどはアルデンテのアの字も無い茹で麺状態のお店がままある。ここはオススメ。
ホテルを一歩外に出れば、そこはフィリピンの日常の世界が広がる。肌感覚では夜歩いても危険じゃ無いレベルではある。
毎日海へ。飽きずにシュノーケリング笑。
あとはスーパーへ行ってドライマンゴーをしこたま買う。日本ではあんまり売ってない7Dというブランドのドライマンゴーやチョコがけのやつ、バナナチップスなどなど、お土産には事欠かない。
2年連続でアジアのビーチリゾートへ行ってみたけど、ハワイなどとは違う独特の魅力がある。なんと言っても近くて気軽に行けるというのがいい。ビーチでゆっくりするもよし、街中で現地の文化に触れるもよし、アジアの発展を感じることができて、振り返ってもはや日本だけがアジアで優位な立場にあるわけではないことを感じ、また日本の良さも改めて感じることができる。
来年はどこ行こうかな〜。