お盆も関係なく働き、ようやくいつもの遅めの夏休みがやってきた。お盆は電車も空いてるし、電話も掛かってこないし(笑)、仕事が実に捗ります。オススメです。
去年は学生時代のようにアメリカで大移動する旅だったので、今年はまたビーチリゾートでゆっくりしたいな、と。有名どこでまだ行ったことのなかったバリ島へ行くことにした。
いつものように直行便で探してみると、バリ島旅行には大きな問題があった。帰りのフライトが夜中で、最終日にホテルをチェックインした後にどうすんのよって感じ。選択肢としては泊まっていたホテルでのレイトチェックアウトか、別のホテルのデイユースだけど、これが地味に良い値段がする。ブラブラするって言っても、お昼にチェックアウトした後、そこから12時間は長過ぎる。
ふとセブ旅行の際にお世話になったSTワールドで調べてみると、最終日に賑やかなクタ・エリアまで連れて行ってくれて、荷物も預かってくれて、シャワーやプールも使わせてくれる特典があると。さすがやで。もうこれだけでSTワールドに決めちゃう。
ホテルはヌサドゥア地区の老舗ホテル「Melia Bali (メリアバリ)」。スペイン系のホテル。部屋はちょっと贅沢してザ・レベル・ジュニア・スイートを予約した。「The Level(ザ・レベル)」というのは専用のプールやビーチ、バーなどの様々な特典が受けられる。
いわゆるヴィラタイプのホテルも考えたけど、やっぱり大きいプールで泳ぎたいし、あまりに隔離された世界というのも逆にちょっとツマラナイかなーと。
ガルーダインドネシア航空で6時間半ぐらいのフライトで現地の夕方には到着。時差は1時間。STワールドでホテルまで送迎してもらって楽ちん。ザ・レベルのチェックインは通常とは違うスペシャルな扱いだった。専用のバーの中にあるコンシェルジュデスクでやってくれる。着くなりウェルカム・ドリンクで座ってるだけで完結。
やっぱりアジアリゾートはこうでなくちゃというロビー。最新のホテルも良いけれど、やっぱりこういう雰囲気が好き。
部屋までホテルの中をずんずん進んでいく。決して新しくはないホテルだけど、美しくとても手入れが行き届いていて心地よい。
ジュニアスイートの部屋はこんな感じ。階段を上がった上にベッドとバスルーム。ビーチリゾートは部屋で過ごす時間もあるから、くつろげるスペースはマスト。
部屋にはワインとスイーツが用意されていた。
天蓋付きのベッド。チェックインの時に聞かれてツインを選択。ここにもテレビがあったので、夜はamazonのfire tv stickを持って行って接続。テレビのHDMI端子に挿して、部屋のwifiに繋げれば問題なく使える。海外では見られるドラマが限られてしまうけど、amazon prime videoは最高です。コンパクトに持ち運べるし、国内海外問わず、出張や旅行にほんと便利。
さすが、アメニティは全部フェラガモさんでした。香りがイイ!
ホテルの中同様に中庭も手入れが良くて、歩いていても気持ち良い。
ホテルの建物の中も庭もこういったサンドアート的なものが随所に。
ザ・レベルに泊まっている人しか使えない朝食レストラン。あの朝食バイキングのバトル(笑)とは無縁の静けさの中で贅沢な時間。ちなみにルームサービスでも頂ける。
エッグベネディクトってやつ。卵料理も自由に選んでオーダー。
ザ・レベル専用のプール。ベッドの取り合いとも無縁。ちなみに12歳以下は泊まれないので大人の世界です。また宿泊客もアジア系はとても少なく欧米系の人が多かった。とっても静か。
なにからなにまで用意されていて、お水を持ってきてくれたり、サングラスを拭いてくれたりもする。写真の右下にあるボタンで呼び出すこともできる。
ビーチはこんな感じ。入らなかったけど。
夕方にビーチに行ってみてビックリ。干潮で海がはるか遠くに。
お食事編。まあ、南国ですから、あまり期待はしておりません。ローカル色が強いものは苦手なので、みんな大好き揚げ物から。
海が近いので海産物はある意味安心。
サテ。焼き鳥のつくねみたいなやつ。
ナシゴレン(焼き飯みたいな?)。
ミーゴレン(焼きそばみたいな?)
夜はザ・レベルのバーでスイーツをいただく。
飲み物も選び放題。夕方はお酒も頼める。昨今ニュースになっているストローが使われていた。ヨーロッパ系のホテルだけあって敏感なのか、こんな感じになっていた。なんで急にこんなに取り上げられだしたのか、逆に世界の闇を感じつつ。
いや~、最アンド高。
最終日はクタ・エリアへ。マッサージや買い物を楽しんだ。いかにも観光エリアという感じで、静かなヌサドゥアに比べるととにかく騒々しい。半日でお腹イッパイ。出発前にホテルでシャワーを浴びさせてもらって帰路についた。
しかし、海外に行くたびに思うけど、新興国と言われる国も含めて、モノやサービスの値段が毎年しっかりと上がってきている。デフレなんつってひたすらモノの値段が低いままなのは先進国の中で日本だけだろう。日本への観光客が爆発的に増えているけど、そりゃそうだ。海外からしたら食事にしてもどこへいっても安くて美味しい。
かつて日本語で書かれていた海外のお店の商品説明には中国語が取って代わってしまった。日本の世界での存在感が本当に薄れてしまったように感じる。
さあ、旅に出よう。