以前から気になってはいたけど、なかなか始めるキッカケが無く手を出してこなかったアルコールバーナー。これまで山ではどうしてもガスバーナーの安心感やスピードに、アルコールバーナー???って感じだった。またストーブ自体は軽量小型でもトータルでは荷物も多くなるのでは?と感じていたのも理由の一つ。
それがウッドストーブを買ったことによって自分の中でイメージが一つ見えてきた。UL界隈ではMYOGが盛んで、その中から色んなガレージメーカーが出てきたりしていて面白そうだけど、まずは基本から勉強することが大事。定番中の定番、トランギアのアルコールバーナーから始めることにした。
早速届いて開封の儀。
パッケージは意外にイマドキ感があってちょっと残念。なお正式名称はSPIRIT BURNER スピリット・バーナー。お酒の蒸留酒と同じスピリット。
はじめまして。これから長いお付き合いをお願い致します。
箱のイラストを見れば分かるが、単にアルコールを入れて燃えるだけの単純な入れ物ではない。理科の実験で使用したアルコールバーナーと同じように芯があって気化したアルコールが燃焼する。
歴史。1951年からほとんど仕様変更なし。最初の設計思想の素晴らしさに感服。
真鍮製のボディが美しい。重さ110g。
消火と調整弁の役割をするフタを取る。このフタは絶妙なサイズでキュッとハマっていてグラグラしない。
ネジ式のキャップを取る。本体の底に意味ありげな溝があって最初は何かと思ったけど、ロゴだった。それが冒頭の裏側を写した写真。この絶妙なロゴの凹凸によって壁との隙間が出来ていて、そこから内側の芯にアルコールが沁みていく構造のようだ。また燃料が溝に入るので最後まで効率的に吸い上げられる。これぞデザインと機能の融合。考えた人スゴイ。
このように3個のパーツから構成。
ACHTUNG HEIß
コレの意味は最後に判明。
いよいよ着火。その前に必要な小物たちを用意。
まずは燃料。AMAZONさん安い。近所のドラッグストアでもどこでも燃料が手に入るのがアルコールストーブの強み。
アルコール燃料を持ち運ぶための小ボトル。
着火ライター。ノズルが伸び縮みするスグレもの。
いよいよ着火!ボンッ。
しばらくすると吸い上げられた燃料に着火。やっぱりちょっとした風にも弱い。
ACHTUNG HEIß
=高温注意です。
次はこのアルコールバーナーを買った目的の一つ、ワイルドウッドガスストーブと合わせてみよう。
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