先日購入したSIMフリーの香港版iPad mini Retina。しばらくiPhone5のテザリングで運用しながら、どのSIMカードにするか考えていた。
ここへ来てかなり盛り上がってきたdocomo回線を利用したMVNO市場。iPhone5sのSIMフリー版が普通にAppleストアで買えるようになったことが大きいのかな。選択肢も増えて価格競争にもなってきていて迷うところだけど、ひとつ気になる問題が。
つまり、アンテナピクトが表示されないとか、バッテリーの消費が早いなどの問題が出るとか出ないとか。実際にiPad mini Retinaの香港版でこの問題が出るかは分からないけど、これは見過ごせない問題。
これがSMS対応のSIMにすると解決するらしい。そうなると選択肢は限られてくる。IIjmioがいち早く対応していたけど、ついに本家NTTのOCNモバイルONEも2013年12月17日から対応SIMを販売するとのニュースが。
このサービスは何と言っても通信量の制限が一日毎となっているコースがあるのが特徴。制限をオーバーしても0時を過ぎればリセットされてる。最初は自分に必要な通信量なんて分からないし、まだ使い方が定まっていないiPad mini Retinaにはぴったり。まずはコレの一番安い30MB/月のコースで試してみることにした。
SMS対応カードはSMS利用料126円が追加で掛かる。(SMS送信料は国内3.15円/通、海外50円/通)。
SIMカード自体はAmazonで買って、登録はOCNのサイトで行う仕組み。iPhoneやiPad mini Retinaに対応したナノサイズのSIMもちゃんと用意されているので自分でカットする必要もなし。ポチッとした翌日には到着。
早速iPad mini Retinaに装着!側面にあるスロットに付属していたピンをグッと挿すとトレイがポロッと出てくる。意外に力が必要で、こんなに押してもいいものか悩むぐらい。
ナノSIMをトレイに載せてまた押しこむだけ。
まずは届いたカードの情報を入れて、住所やクレジットカード情報やら色々と入力して、認証IDとパスワードをゲット。これで即日使えるようになる。ちなみにこれらはメールでは送られてこないので、メモを忘れずに。
いよいよiPad mini Retina側の設定へ。もちろん3G回線だけじゃなくて、LTE回線も使えるようにする。「モバイルデータ通信」のAPN設定で以下のように入力。「モバイルデータ通信」と「LTE設定」の両方にLTE回線用の同じ情報を入れるだけ。
ここで一つ注意。ユーザ名には@以下も全て入力すること。最初コレでつまずきました…。
そして「モバイルデータ通信」をON、「LTE回線」もONにする。データローミングはOFFで構わない。
にしても一日30MBの通信量の感覚がまだ分からない。そこで以下のアプリを入れてみた。一日毎の通信量を表示してくれて、アラートも出してくれる嬉しい無料アプリ。
しばらくコレで試してみよう。合わなかったらコースを変更するか、他の会社のカードにすればいいし。そうした縛りがないのも良いトコロ。SIMフリー万歳。
※2014年3月21日追記
OCNモバイルONEが4月1日からの月額基本料と通信容量アップを発表!最安コースは30MB/日→50MB/日、934円(980.7円)→900円(972円)へ。これでもう間違いないなー。
※2015年3月9日追記
さらに10月から通信容量大幅アップ!
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